感動のカ・セント
モダンスパニッシュってどんなの?って感じで。
だいたいスパニッシュ自体、ざっくりとしたパエリアくらいしか
思い浮かばないのに、モダンスパニッシュってフレンチとどう違うのってぐらいの
認識しかない状態の私がいきなり行ってもその良さが分かるのかと心配だったが。
最初のフォアグラに薄いパリッとした飴のようなキャラメルが
はさんであるのも、外はパリッとしてて、中は柔らかいっていう
初めての食感。
フォアグラのソテーも、低温調理がされてて、
外は硬いのに、中はとろとろでとろけるようで、
でもその上には、紅花の揚げたのがトッピングされたりとかして、
必ず口に入れた時に違う食感が楽しめる。
サラダも三田のハンガリー人が作ったという
20種類以上もあるような野菜が一皿の上の載っていて、
目の前でエメンタールチーズのソースをかけてくれる。
それがサラサラしてて野菜のうまみを生かしつつ
チーズのうまみも出しつつ全体がうまく調和してて、
久しぶりにしっかりと緑黄色野菜を摂ったっていう実感がひしひし。
体にもおいしい物が吸収されていって、気分も最高潮。
メインの梅山豚も日本に100頭くらいしかいないらしい貴重な物らしく、
素材もいいし、これまた低温調理らしく、
豚なのにあっさりしてて、胸焼けもせず、味付けも濃くないのに、
最高においしかった。
とにかくシンプルでフレンチほど脂っこくなく、だけど奥深く、
一つ一つ丁寧に調理されてるのが伝わってくるような作品で、
素材のうまみとか良さも重視しつついろんな食感を楽しめるように
いろんな思考が凝らしてあって、
全体的にあっさりしてて、人生において何度口にできるかくらいの
レベルの高いお料理を頂くことができて、大満足。
そして、最後に挨拶に来てくれたシェフの感じのいいこと。
スペインで一つ星レストランの総料理長をやっていたにも
関わらず、以外と若いし、すごく低姿勢で、
“何かお気付きの点がございましたら?”って感じで、
高飛車にならず、向上心を持っていて、
これから益々楽しみなところだな、と
最後まで気持ちのいい時間を過ごさせてもらったしだい。
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